テレビのBGMで懐かしの80年代洋楽が流されると過剰に反応してしまうかつっぺです。
私は1970年生まれ。
同世代の方は高校~大学時代を中心にマドンナやカルチャー・クラブなどの洋楽中心に聴いていた方が多いと思います。
先日、偶然“オリコンミュージックストア”で“洋楽名曲集 80年代編”というページに行きつきました。
そこで、その懐かしいアーティストの今を調べてみることにしました。
YouTubeのミュージック・ビデオとともにお楽しみください。
第1回はブロンディーです。
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80年代洋楽:Blondie(ブロンディー)
ブロンディ(Blondie)は、アメリカ合衆国出身のロック・バンド。
女性ボーカリスト デボラ・ハリーが在籍し、1970年代末から隆盛した「ニュー・ウェイヴ」の代表的グループとして知られる。1982年に一度解散したが、1997年に再結成。
全世界のアルバム・セールスは4000万枚以上。2006年『ロックの殿堂』入り。
引用元: Wikipedia
バンド名の「ブロンディ」は、通りがかりのトラックの運転手がハリーにかけた言葉(”Hey Blondie”=「よぉ、ブロンドのお姉ちゃん」)から名づけられたそうですよ。確かに、デボラ・ハリーは綺麗な金髪ですもんね。
世界的に名が知られたのは2ndアルバム『Parallel Lines』からのシングル「Heart of Glass」が全米・全英NO.1を獲得したことによるでしょうか。
同曲のミュージック・ビデオはニューヨークの伝説のディスコStudio 54で撮影。
80年代洋楽:Blondie(ブロンディー) 「Call Me」
“洋楽名曲集 80年代編”で紹介されていた曲。
原曲は3分32秒ですが、ミュージックビデオは2分13秒という短さ。
ラジオバージョンですか?という感じですね。
ロック色の強いパンチの効いた曲ですが、当時のデボラ・ハリーはパワーフルでありながら澄んだボーカルがよいですね。
「Call Me」は1980年公開、リチャード・ギア主演の映画『アメリカン・ジゴロ』の主題歌として全米・全英でNo.1。
大人気ジゴロのリチャード・ギアには女性からの電話が鳴りっぱなし。
女性からの「私に電話して」というのは映画にリンクさせて書いた詩なわけですね。
ちなみに作曲は映画音楽を数多く手がけているジョルジョ・モルダー。
ジョルジョ・モルダーは、Donna Summer(ドナ・サマー)の「I Feel Love」やLimahl(リマール)の「Never Ending Story」で有名。
「Call Me」のようなロック調の曲より、シンセポップな曲の方が専門ですね。
80年代洋楽:Blondie(ブロンディー)の今
最新アルバム『Pollinator』からのシングル「Long Time」。
ミュージック・ビデオも曲も文句なしにかっこいいです!
✅ブロンディーは1982年メンバーのクリス・シュタイン(ギター)がまれな自己免疫疾患である尋常性天疱瘡にかかり、ハリーがシュタインの看病に当たることを決めたため解散。
✅デボラ・ハリーはその後もソロで活動。
80年代代表するDuranDuran(デュラン・デュラン)の2010年発売10thアルバム『Pop Trash』に収録されている「Pop Trash Movie」という曲は、Blondie(デボラ・ハリー)のために書き下ろされた曲として有名。
✅ブロンディーは1997年に再結成。
1999年、再結成後初のシングル「マリア」が19年ぶりに全英No.1を獲得し、
同年7thアルバム『No Exit』を発表。
✅最新アルバムは2017年発表の全英4位に獲得の『Pollinator』。
ポップ色の強いこちらのシングルもお年を感じさせません。
2020年現在も、ライブ活動を中心にバリバリ現役中!
80年代洋楽:Blondie(ブロンディー)まとめ
1974年の結成から現在まで第一線で活躍中のデボラ・ハリーを中心としたBlondie。
- 80年代の全米・全英No.1曲は「Call Me」
- 1982年に解散するも、1997年に再結成
- 最新アルバム『Pollinator』は最高傑作レベルの完成度
- 2020年現在もライブ活動中心に現役バリバリ
『Pollinator』はBlondieらしいロックとポップが見事に融合した驚きの完成度でした。
次のアルバムを早く聴かせてもらいたい、まだまだ現役で頑張ってほしいバンドです。