2021年10月22日(金)、イギリスを代表するバンド、DURAN DURAN(デュラン・デュラン)の通算15作目となるNewアルバム『Future Past』が発売されます。

この記事では、すでに公開されている本アルバムに参加しているアーティスト、プロデューサーをさくっと紹介します。

『Future Past』に参加するアーティストとデュラン・デュランとの間でどのようなシナジーが生まれているのか楽しみです。

最新テクノロジーが見せる美浪漫的音世界。

80年代から常に先鋭のアートと最新テクノロジーを駆使しながら新しい”POP”を鳴らしてきたポップ・レジェンド、デュラン・デュランが、エロール・アルカン、ジョルジオ・モロダー、マーク・ロンソンをプロデューサーに迎え、約6年ぶりとなる通算15作目のスタジオ・アルバム、『FUTURE PAST』をリリース!デラックス盤はボーナス・トラック3曲追加収録したハードカバー・ブック・パッケージ!!

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トラックリストは次の通り。

  1. Invisible
  2. All of You
  3. Give It All Up — featuring Tove Lo
  4. Anniversary
  5. Future Past
  6. Beautiful Lies
  7. Tonight United
  8. Wing
  9. Nothing Less
  10. Hammerhead — featuring Ivorian Doll
  11. More Joy! — featuring Chai
  12. Falling — featuring Mike Garson

 

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『Future Past』参加アーティスト プロデューサー

1stシングル「INVISIVLE」。

デュラン・デュランの往年のファンの方なら、随所に聞き慣れた音も散りばめられていることに気づきます。

が、この時代に、デュラン・デュランほどのキャリアを持つバンドがこれほど先鋭的な曲をリード・シングルとして公開したことには率直に驚きました。

ミュージックビデオとともに公開されたこの曲を聴けば、来たるべきアルバムが持つ美意識と世界観が伝わってくるだろう。曲のプロデュースを手がけるのは、バンドとエロール・アルカン。エッジの効いたネオロマンティックなシンセポップに、ダークで先鋭的な実験的要素が加わった彼ららしいサウンドに仕上がっている。

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『FUTURE PAST』プロデューサー エロール・アルカン

エロール・アルカンはロンドンを拠点に活躍するトップDJの一人。

フランツ・フェルディナントやダフト・パンク、シザー・シスターズ等の大ヒット曲をリミックスして大ヒットさせたことで有名。

デュラン・デュランとのつながりは、13作目『All You Need Is Now』収録”Safe (In the Heat of the Moment)” で共演したシザー・シスターズのアナ・リンチでしょうか。

原曲ですが(^^;。

ブリットポップ代表格ブラーのギタリスト グレアム・コクソン

正直、グレアム・コクソン参加はいまだに信じられないのですが(^^;。

グレアムのようなギタリストはややもするといくらキャリアの長いデュラン・デュランであってもボロクソ言ってくるような印象があり…。

ともあれ、演奏している姿がデュラン・デュランに在籍していたウォーレン・ククルロと似ていてノスタルジックな気分に浸ってしまいます。

ただ、グレアムもブラー復帰後、特に『The Magic Whip』では相変わらずの職人的なギターと、大人になったブリットポップ・サウンドだけでなくエレクトロな曲も作っていたりするので、デュランのニック・ローズと意気投合するところがあったのかもしれませんね。

オーソドックスな良い曲です

「INVISIVLE」に続いてTV番組で公開されたメロディアスな「Give It All Up」、「More Joy! (feat. CHAI)」に参加していることも確定です。

ジョルジオ・モロダーはカジャ・グーグーつながりか

ジョルジオ・モロダーはドナ・サマーの「I Feel Love」やリマールの「ネバー・エンディング・ストーリー」等のプロデューサーとして知られていますが、元々はシンセサイザー奏者。

ニック・ローズもチャンスをうかがっていたはず😊

ニック・ローズがプロデュースを務めたカジャ・グーグー(「Too Shy」・邦題「君はTOO SHY」が大ヒット)のボーカリストがリマールだったので、遠からず縁はあったということですね。

デュランらしさに回帰させたマーク・ロンソンはもはや定番

デュラン・デュランの13作目『All You Need Is Now』をプロデュースし、やや方向性を見失いかけていたデュラン・デュランをデュラン・デュランらしいサウンドへ回帰させてくれたのがマーク・ロンソン

14作目『Paper Gods』にも参加し、もはや完全にデュラン・ファミリーの一員。

『All You Need Is Now』より。公式YouTubeにUPされているイメージビデオです。

マイク・ガーソンといえばデヴィッド・ボウイ

これはもうボウイの生誕74周年記念ヴァーチャル・コンサート「A Bowie Celebration : Just for One Day」で共演したことが直接的なきっかけでしょう。

元々デュラン・デュランはデビュー当時からボウイの曲をカバーするなど、メンバー全員がボウイ信者と言ってもよいくらいですから、マイク・ガーソンとの共演は夢のようだったのではないでしょうか。

More Joy! (feat. CHAI) CHAIは日本のガールズ・バンド!

ニックとエロール・アルカン、グレアム・コクソンとのジャムから出来上がっていったいうこの曲は、日本のガールズ・バンド“CHAI”がフューチャリングされています。

チャイだけにチャラいバンドかと思いきやかなりイケてるバンドでした。

しかし、ニックのアンテナって広いなぁ。

ニックが興味持ったのはこれだろ(笑)

トーヴ・ロー

すでにTV演奏で耳にしている“Give It All Up”で、スウェーデン出身の女性シンガーソングライター、トーヴ・ローがフューチャリングされています。

TV版とCD版では違うのでしょうかね。

まとめ デュラン・デュラン『Future Past』多彩・多彩な参加アーティスト

デュラン・デュランのNewアルバム『FUTURE PAST』は、2021年10月22日発売。

1週間前にはコールドプレイのNewアルバム『Music Of The Spheres』も発売されますが、オーソドックスなコールドプレイと斬新なデュラン・デュランを聴き比べるのも楽しみです。

それにしても毎回参加アーティストが豪華になっている印象のあるデュラン・デュランのアルバム。

前作『Paper Gods』では、レッド・ホット・チリペッパーズのジョン・フルシアンテも参加していました。

ギタリストのいないデュラン・デュランだからこそフルシアンテ、グレアムとの共演があったとも言えるでしょうね。

発売が待ち遠しい今日この頃。

もちろん予約はデラックス盤です!

 

私はAmazon Music Unlimitedにも加入していますが、デュラン作品はコンプリートしているので、CD盤ももちろん購入します。