先日、ニュース番組でランドセル商戦が例年より2か月ほど遅れているというのを聞きました。もちろん1年先に入学する子用のランドセルです。
また、最近はランドセルの代わりにリュックサックを選ぶ方も増えているとか。
①小学校にリュックで通ってもいいの?
②ランドセルとリュックとどっちで通ったらいいの?
③小学校通学用のリュックってあるの?
こんな疑問にお答えします。
②ランドセルとリュックはそれぞれにメリット・デメリットがあるので、それらを踏まえて選択されたらよいかと。
③小学校通学用のリュックもあります。
では、それぞれもう少し詳しく説明していきますね。
最後に、おススメの通学用リュックサックを紹介しておきますので参考にしてください。
ランドセル通学指定の法律はない
そもそも小学校にランドセルで通学するよう定めた法律はありません。
自治体として条例で定めているところもありません。
なので、リュックで通学してもよいのです。
ただ、私立小学校では指定されていることがあります。
公立小学校でもランドセルの形などの指定はあるようです(あまりにも非常識なものはNG)。
不安な方は一度小学校に電話で問い合わせされるとよいかと思いますが、
基本的に通学用カバンは自由に選ぶことができます。
では、ランドセルとリュックとどっちを選べばいいのでしょうか。
ランドセルとリュックのメリット・デメリット
通学カバンに指定はないので、ランドセルとリュックのそれぞれにメリット・デメリットをおさえてどちらを購入するか選択されるとよいですね。
それぞれ補足します。
ランドセルのメリット・デメリット
ランドセルのデメリットは、やはり高くて重いというイメージ。
高級なものは6万円前後しますし、教科書を入れていなくても重い印象があります。
価格が高いことは、耐久性を高め、重さを少しでも軽くするための素材選びで仕方がないのでしょう。
とはいえ、ランドセルは重い教科書を入れて背負うことによる体への負担を少なくするために、背中へのフィット感や重心バランスを考えて作られています。重量も軽量化により900g前後のものも作られており、6年間使える耐久性があるというのは大きなメリットです。
6万円のランドセルでも、ほぼ毎日使って1年あたり1万円と考えれば高くはないと言えます。
そして、意外と見落とされがちなのが安全性!
想像したくありませんが、万が一、お子さんが自動車にはねられてしまったときや友達などにぶつかって転倒したときにランドセルがクッションの役目を果たすんですね。
特に、ぶつかって転倒することはよくあることで、その際後頭部が地面に直接うちつけられるのを防いでくれるというわけです。
【ランドセル選びの参考に】
👉[ランドセル]天使のはねVSフィットちゃんVSふわりぃ どれどこ比較
通学用リュックのメリット・デメリット
安くて軽いというのが大きなメリットです。
高級なものでも2万円弱、一般的なものだと1万円前後で購入できます。
高学年になるにつれおしゃれ感が芽生えてくる女の子は、かわいらしいデザインのものを使いたくなってきます。リュックならリーズナブルなので、少し傷みかけてくる小4や小5くらいで買いかえてあげることもできますね♪
ランドセルよりもデザイン的におしゃれなので、もちろん塾通いにも使えます。
通学用リュックの重さは通常のリュックと比べると重いですが、700g~800g台のものが多いのでランドセルと比べると軽量です。
クッション機能は丈夫なランドセルには劣るでしょうが、通学用に背中にフィットするよう作られているので転倒した際のフォローにはなるかと。
耐久性も特殊ナイロン製で6年間使用を前提とした商品も開発されています。
とはいえ、これは価格に比例するので、すべての商品でランドセルと同レベルの耐久性を期待するのは無理があるでしょう。
今後のニーズ
2019年から全国の学校でタブレット端末を利用したデジタル教科書が使用できるようになりました。
いまいち普及していませんが、2020年はコロナの影響でオンライン授業の議論とともに子どもたちへのタブレット配布が話題となっています。タブレットの配布が進めば、デジタル教科書の普及も一気に広がる可能性があります。
さらには、文部科学省も子どもへの体の負担を考慮し、教科書を学校に置いて帰ることを認めるよう全国の教育委員会などに通知しています(2018年から)。
以前は、他人と違うものを使っていたりするといじめの対象になったりすることもありましたが、近年は個性を尊重する教育も進み、個性的なランドセルやランドセル型リュックを使うことも問題ない風潮も広がりつつあります。
・小学校でも置き便が可能となった。
・個性尊重の時代へ。
この3点から、
今後はますます「通学用リュック」のニーズが高まると考えられます。
ランドセルとリュックどっちを選ぶ?
上記のメリット・デメリットを参考に、お子さんの希望と親御さんの希望が一致した方で選ぶのが理想です。
とはいえ、幼稚園のお子さんに詳しくメリット・デメリットを話してもピンとこないと思うので、親御さんが自分のお子さんにとって一番良いと思われるポイントで選択されればよいと思います。
通学用リュックにはどんなものがある?どこで買える?
通学用リュックと一口に言っても、学生が使うようなリュックも含まれたりするので、ここではあくまでも小学生用の通学リュックをいくつか紹介します。
ちなみに、容量的は最低でも14リットル以上、プリントなどがぐちゃぐちゃにならない作りのものを選ぶようにしてください。
ランドリュック-楽天市場ダイワホーサン-
楽天市場に出店しているダイワホーサンのランドセル型リュックは、「ママや先生の声から生まれた」リュック型ランドセルD-Landシリーズを販売しています。
6年間使用できる特殊なナイロン生地採用し耐久性も問題なしです。
体が小さい息子のランドセルに代わるカバンを探していたところ、こちらの商品が目に留まりました。
購入の目安として、A4ファイル対応サイズと重量、雨の日もOK、耐久性(6年間)、シンプルなデザインのもの。
こちらのカバンは全てクリアしていました。
カタログ請求した際に同封して頂いたサンプル生地に水をかけてみたところ、驚くほどの撥水力!色も迷っていたので参考になりました。届いた商品を息子に見せると「かっこいい!」と大喜び。実際に手にとってみると、軽いのにしっかりとした作りでこれなら6年間使っても大丈夫そう。
撥水・防水効果も実験してみたので問題なく、A4ファイルも楽に入りました。底マチが付いていて、収納力もランドセルとほぼ変わりません。
何より軽い!
引用元: ダイワホーサン
他の方のレヴューを見ると、圧倒的に通塾用で購入されている方が多いみたいです(^^;
とはいえ、カラー・デザインが豊富なので検討される価値はあるかと。
ランリック-(株)マルヤス
引用元: マルヤス
京都の定番ランドセル型リュック「ランリック」。
通販のショッピングモールでの販売はありませんが、公式サイトから購入可能です。
撥水加工はしているものの強い雨には弱いようなので、防水のカバーとセットで購入された方がよいかと。
公式サイト⇒コチラ
ナップランド
引用元: 村田商事
北海道小樽市の小学生の多くが使用されているもの。
通販のショッピングモールでの販売はありませんが、公式サイトから購入可能です。
公式サイト⇒コチラ
価格と実績で選ぶならランリック、ナップランド。
まとめ
いかがでしたか?
日本では小学生の通学カバンはランドセルが当たり前のようになっていますが、世界的にはバックパック型のリュックサックやショルダー式バッグ、手提げかばんなど様々なものを使っています。
今後は、個性尊重の風潮の高まりと、デジタル教科書への移行や置き勉可能となったことなどによりランドセル型のリュックのニーズがこれまで以上に高まるのではないでしょうか。
最後にまとめておきます。
- 小学校の通学用カバンにランドセル型リュックを使ってもよい
- ランドセル、ランドセル型リュックそれぞれに良い点がある
- 小学校の通学用には容量が大きく、しっかりしたリュックを
- 通学用リュックはネットで買える
今回はここまでです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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