アメリカン・ロックは好んで聴くことの少ないかつっぺです。
偶然見かけた“オリコンミュージックストア”で“洋楽名曲集 80年代編”というページで紹介されているアーティストについて、
懐かしいアーティストの80年代の活躍を振り返りつつ、そのアーティストの今を探るページ。
YouTubeのミュージック・ビデオとともにお楽しみください。
第8回はマドンナです。
私がマドンナに衝撃を受けたのは、中2~中3になる直前1985年冬のこと。
シングル「Like A Virgin」大ヒット後のセカンドシングル「Material Girl」のミュージック・ビデオを見てノックダウンくらいました(^^;。
ルックス・声・スタイル、すべてドンピシャ。
マドンナも私も年を取りましたが、私にとってマドンナは今でも最大にして最高の女性アーティスト。
そのマドンナの80年代の活躍をチャートを中心に振り返りつつ、最新(2020年5月現在)の活動状況をチェックします。
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80年代洋楽:Madonna(マドンナ)
マドンナ(Madonna)は、アメリカ合衆国の音楽家。歌手、女優、作曲家、ダンサー、ギタリスト、映画監督、文筆家、実業家など、活動は多岐にわたる。
世界で最も成功を収めた女性音楽家であり、史上最も売れたアーティストの一人。一般的に「クイーン・オブ・ポップ」と称される。
引用元: ウィキペディア
1983年発表のデビューアルバム『Burning Up』から最新作『Madame X』(2019年)までオリジナルアルバムは全14枚。
そのうち、80年代に発表されたアルバムは次の4作(邦題)
・Like A Viegin(ライク・ア・ヴァージン)1984年
・True Blue (トゥルー・ブルー)1986年
・Like A Prayer(ライク・ア・プレイヤー)1989年
デビュー・アルバムの『Burning Up』(全米8位)が語られることは少ないんですが、シングル曲も軒並みスマッシュヒットしており、「Lucky Star(ラッキー・スター)」は全米ビルボードチャート最高位4位を記録しています。
ミュージック・ビデオはまだ地味としか言いようがないレベルなので、ダンサブルな曲が秘かに評価されていたと言えますね。
80年代を代表するマドンナのアルバム:『Like A Virgin』
『Like A Virgin』は全米No1に輝いたセカンド・アルバム。
1985年の年間アルバムチャートでも第3位を獲得した大ヒットアルバム。
(ちなみに1位はブルース・スプリングスティーンの『ボーン・イン・ザ・USA』、2位はブライアン・アダムズの『レックレス』)
このアルバムのすごいところは、プロデューサーがシックのナイル・ロジャース。
そして、ベースではバーナード・エドワーズ、ドラムでトニー・トンプソンが参加しているところ。
全曲ではないですが、「Material Girl」と「Like A Virgin」には参加しています。
アルバム全体としてはポップで軽いんですが、要部分はしっかり固められていると言えますね。
時代を代表する「Like A Virgin」
“洋楽名曲集 80年代編”で紹介されていた曲。
「Like A Virgin」はビルボードチャート6週連続NO.1(そのうち3週がナイル・ロジャースがプロデュースしたDuranDuranの「The Wild Boys」)。
マドンナの名が世界的に知られた曲ですね。
ちなみに、セカンドシングルの「Material Girl」は2位どまりで、1位の座を譲ってくれなかったのはREOスピードワゴンの「Can t Fight This Feeling」とフィル・コリンズの「One More Night」。
マドンナファンとしては、REOスピードワゴンは『JoJoの奇妙な冒険』で活躍するまで許せませんでしたよ(笑)。
話題性に事欠かないマドンナの戦略はしたたかすぎる⁉
「Papa Don’t Preach」はサードアルバム『True Blue』のファーストシングル。
当時アメリカで社会問題化していた「未婚・未成年の出産」を取り上げた話題作で、マドンナがばっさり髪を切ったビデオにびっくりさせられました。
ちなみに、『True Blue』は私が初めて自分の小遣いで買ったアルバムレコードです。
しかし、ビデオの彼氏役は美女と野獣のガストンにしか見えない(笑)。
「Like A Prayer」は同名タイトル4枚目のアルバムからのファーストシングル。
見ての通り、ミュージック・ビデオ及び歌詞の過激さからカトリック教会からの批判にさらされるなど問題視されたものの、シングルは3週連続1位、アルバムも6週連続の1位を獲得。
ヒットを狙ったものではないとは思いますが、挑発的ですよね~。
マドンナのこういうところが好き💛
ちなみに90年代~2000年代は
90年代以降も2~3年周期でコンスタントにアルバム発表。
ほぼ休むことなく活動してますね。
この間のお気に入りアルバムは、1998年の『Ray Of Light』。
前作の『Bedtime Stories』が苦手で、一気にテクノ系サウンドになって大喜びしました。
「Nothing Really Matters」はセールス的には冴えないシングル曲ですがビデオの振付にもはまりました。
継続して活動している割に、90年以降、日本には4回しかツアーでの来日はありません。
ちなみに、3回目のConfessions Tourでは、欅坂46の振付で知られるTakahiro氏が総合演出を担当。
直近の来日公演は、2016年のRebel Heart Tour。
80年代洋楽:マドンナの今
2019年には最新アルバム『Madame X』を発表。
「God Control」は銃社会に対する痛烈なメッセージを込めた曲。
人種問題、宗教差別、そういった問題にひるまず真っ向から向き合う曲など、
マドンナは今も「Like A Prayer」の頃と少しも変わっていません。
コロナでは物議をかもす発言もありましたが、だからなんなの?って感じでしょう。
米人気歌手のマドンナが新型コロナウイルスの抗体検査で陽性になったことを告白。「明日ドライブでコロナの空気を吸い込む」と発言し、米メディアで波紋を広げている。
引用元: ENCOUNT
3月にはこんな発言もありました(^^;。
「新型コロナウイルスは、あなたが何者であろうがお構いなしよ。よくも悪くもウイルスは平等なの。(中略)私たちは同じ船に乗っている。沈むときはみんな一緒よ」
引用元: Yahoo!ニュース
文句あるの?
マドンナは、いとこや仕事の恩人をコロナにより亡くしている。
その直後に、「彼らの命を奪い、世界中を非常事態に陥れたこのウイルスを封じたい」と、ワクチンや治療薬を開発しているビル&メリンダ・ゲイツ財団に100万ドル(約1億700万円)を寄付した。
さらに、ソーシャルディスタンスを保つことが困難な刑務所や留置所で、受刑者と職員の健康を守るためにと、10万枚ものマスクを提供。このように、芸歴41年のベテラントップスターらしい行動も、ちゃんと取っているのだ。
お騒がせ要素が濃く、話題集めのようにも思える“隔離生活ダイアリー”も、ひょっとしたらお得意の炎上商法の手法を利用し、感染症対策の啓発を行っているつもり、なのかも。
引用元: Yahoo!ニュース
80年代洋楽:マドンナまとめ
80年代のデビュー当時から常にトップを目指し、その座に君臨し続けるマドンナ。
なにもかもが現役バリバリ、反骨精神健在でまだ20年くらい活躍してくれそうな気がします!
- 80年代はアルバム4作発表
- 「Like A Virgin」が全米6週連続No.1で80年代を代表する曲
- 最新アルバムは2019年『Madame X』
死ぬまでに一度はライブに行きたい!来日宜しく!
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